ケアする人をケアする

介護・育児中のご家族、それを支える専門職、そんな「誰かをケアする人」のケアを考えます。

「渡辺式」家族看護研究会in関西 第1回目開催しました!

皆さま、長らくお待たせいたしました!

 

2月23日(土)に、ついに「渡辺式」家族看護研究会in関西の、記念すべき第1回、事例検討会が滋賀県立総合病院で開催されました。

当日は、素晴らしい晴天に恵まれ、大勢の方がご参集。

遠くは、なんと福岡県から駆けつけて下さった方も!

 

看護職、介護職、ケアマネジャー、心理士、移植コーディネーターなど、多職種が集い、在宅で超高齢者を介護しておられるひとつの家族に対する支援を考えました。

まずは、家族支援専門看護師による「渡辺式」家族看護アセスメント/支援モデルの講義。

 

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そして、事例の共有

事例提供者もリラックス。

質問もたくさん。

そして笑顔のうちにグループワークに突入です。

グループワークでは、ケアケアの会の仲間がファシリテーターをつとめて下さいました。

 

「この娘さんは何に悩んでるんだろう?」

「この人の対処は?」

「これって、どういう意味があるんだろう?」

「何を訴えたいのかな?」

「看護師は、どう対応しているの?」

「その裏側にあるものって何だろう?」

「それで、娘さんと二人の関係は?」

「ご本人の介護を共に考えるパートナーとしての、パワーのバランスはどうだと思う?」

 

そんないくつかの問いかけに、グループメンバーそれぞれが真剣に考え、ディスカッション。

絡まり合った糸がひとつひとつほぐれ、ことの全容が明らかになっていきました。

「そうか!そういうことかも・・・なるほど・・」

そんな小さな声も漏れ、さまざまな援助の方策が生まれてきました。

 

それぞれの職種の視点、その参加者個人の支援者としての体験をしみじみと感じさせられる意見の数々。

そして、出された援助のレパートリーの豊富さ。

「いい検討会だったね」

そんな声があちらこちらから聞こえてきた第1回目の関西支部旗揚げでした。

 

2019年度は、6月22日(土)からスタートです。

詳しいことが決まり次第、またお知らせしますね。

どうぞご期待くださいませ!

 

そうそう、打ち上げは、もちろん近江牛とビール!

こちらも言うことなし。。でした。

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