ケアする人をケアする

介護・育児中のご家族、それを支える専門職、そんな「誰かをケアする人」のケアを考えます。

ああ、里芋の優しさよ。あっさり、ほっこり、にっこりの「里芋と鶏肉のクリームシチュー」

一番大事な命の根本は「食べること」。

このブログでは、ケアする人の身体と心の栄養になるそんな一品をご紹介します。

 

第1回目は、「里芋と鶏肉のクリームシチュー」です。

 

今年は、秋の訪れが何だかゆっくり。

それでも、朝晩の冷え込みが感じられるようになってきました。

これからシチューが恋しい季節ですね。

 

シチューに欠かせないのは、じゃがいも。

ホックホクのじゃがいもに、じんわり笑顔の花が咲いちゃいますね。

 

でも、「クリームシチューに里芋」、これもすごく美味しいんです。

里芋で作るこのクリームシチューは、ホワイトソースを使わずに、牛乳のみ。

あっさりとした軽いクリームシチューです。

 

ねっとりした里芋が、牛乳ベースのスープに溶け込んで、何ともいえない上品な美味しさ。

里芋は、和食。

そんな常識をひっくり返してくれる一品です。

 

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それでは作り方のご紹介!

 

材料(4人分)

鶏もも肉 2枚

・里芋 400g

・玉葱 2個

・にんじん 1個

・しいたけ 3枚

・さやいんげん 10本程度

・バター 大匙1

・牛乳 300cc

・塩 小匙

・コンスターチ

 

シチューの具は、あるものでOK。

最低、里芋と鶏肉さえあれば美味しくできますよ(*^-^*) 

 

作り方

①里芋は、厚めに皮を剥き、大きいものは半分に切る。にんじんは長さ5センチ程度、1.5センチ角の棒状に切る。しいたけは軸を落として4等分に、さやいんげんはへたを切り落として3等分にする。

②鶏肉は、脂の部分を切り落とし、1枚を4~6等分して塩小匙1/2をまぶしておく。

➂鍋にバターを溶かし、鶏肉を皮を下にして焼く。しっかり焦げ目がついたらひっくり返す。

④➂に里芋、にんじんを入れて炒め、全体に油が回ったら水を材料がひたひたになるまで加えて蓋をし、10分間煮る。10分たったところで、しいたけとさやいんげんを加える。里芋に竹串がすっと通ったら、牛乳と塩小匙1/2を加えて煮立つ寸前で火を止める。味をみて、好みの塩加減になるまで塩を加える。

⑤水溶きコンスターチ(コンスターチ大匙3を水大匙5で溶いたもの)をよく混ぜ、回しかけてとろみをつける。

⑥皿に分け、黒こしょうをかけていただく。

 

ポイント

・里芋は、大きいままが美味しいです。

・鶏肉は、パリッと焼き色をつけます。香ばしさと色味がシチューを引き立たせてくれ   ます。

・牛乳150cc、生クリーム150ccにすると、ぐんとコクがアップします。

 

これからの季節に、一度は食べていただきたい一品。

身体も心もあったまりますよ(^^♪

 

それではどちらさまも、よろしければお試しくださいませ。