ケアする人をケアする

介護・育児中のご家族、それを支える専門職、そんな「誰かをケアする人」のケアを考えます。

1枚のレポートが教えてくれたことー親が終末期を迎えた教育期の家族ケア、一般病棟での実践

ある急性期病院の消化器内科病棟に勤めるナースが書いてくれた一枚の事例のレポートに目が留まった。 事例を加工し、フィクションとして、まずはそのレポートの概略を紹介しよう。 山内由美さん(仮名)は48歳の女性。 1年前にすい臓がんと診断され、手術、…

過酷な現場、不機嫌なナース、にもかかわらずの希望

これは、脳梗塞で倒れた母が、急性期病院のある病棟に入院していたときの出来事である。 その病院は、ベッド数600床の地域の中核病院。市民が信頼を寄せる自治体立の病院であった。 病棟には、母と同様、脳卒中の発作を起こした患者が多く入院しており、人工…

ケアする人のケアの会を来年度から立ち上げます

昨日は、ブログを立ちあげた初日にもかかわらず、思いがけず多くの方にお立ち寄りいただき、ありがとうございました。 さて、昨日は今回の交流会で、「ケアする人をケアする会」の立ち上げが本格化したことをお話ししましたが、今回は、その、「ケアする人を…

第1回家族ケア研究所ファシリテーター養成コース交流会を開催しました。

好天に恵まれた昨日、前家族ケア研究所の「ファシリテーター養成コース」を修了された方々にご参集いただき、神戸市内で交流会を開催しました。 お集まりくださったのは、25名の方々。 北は岩手県、南は福岡県まで、全国から久々に仲間が集まりました。 この…

ブログ開設のご挨拶

はじめまして。そしてお久しぶりです。 当ブログ、「ケアする人をケアする」は、前家族ケア研究所の渡辺裕子が管理人となって運営するブログです。 2013年に家族ケア研究所の活動を休止してから5年余り。 ご心配をいただきました皆様には、心からお詫び申し…