第2回、ファシリテーター養成コース修了生の交流会を開催しました!
今回も好天に恵まれた昨日、神戸で第2回目の家族ケア研究所ファシリテーター養成コース修了生の交流会を開催しました。
お越しくださったのは、18名の方々。
夜行バスに揺られ、始発に飛び乗り、仲間との再会を果たしに、お越しくださいました。
皆さんのご了解を得て、写真を掲載させていただきますね。
午前中の近況報告では、空白の5~10年について涙なくしては語れないお話しも。
医療・福祉現場においても、教育現場においても、ゆとりを欠き、ますます厳しさを増す環境のなかで、それぞれが精いっぱい奮闘しておられる・・・、一人ひとりのお話に、深い共感が生まれていました。
「言いっぱなし、聞きっぱなし」
何を言おうとも否定も非難もされず、守られた環境のなかで自由に発言でき、共感をもって受けとめられる・・。
そんな場の有難さを、またまた確認したひとときでした。
そして午後は、「渡辺式」家族アセスメント/支援モデルを用いた事例検討会。
ファシリテーターを務めて下さったのは、家族支援CNSの松本修一(まつもとのぶかず)さん。
いや~!
見事なファシリテーションで、皆さんが安心して彼の進行に身を任せ、事例にどんどんと深く向き合っていくプロセスがとってもよく見えました。
メンバーは、病棟勤務のナースの他、退院調整部門や相談室、福祉、教育に携わる方、また、産業保健や今はリタイアされた方など多彩な顔触れ。
検討したのは急性期病棟の事例でしたが、さまざまな体験を重ねたメンバーによる多角的な物の見方が、事例への理解の幅を拡げてくれました。
誰ひとりとして黙っちゃいない。
とにかく、話し、受け止め、頷き、また考える。
そんな楽しい充実した時間をご一緒させていただきました。
みんなの意見が尊重され、皆がプチヒーロー!
そんな事例検討のもつ力が、如何なく発揮された3時間でした。
2月23日(土)には、滋賀県守山市で松本さんのファシリテートによる「渡辺式」家族看護事例検討会が開催されるとのこと。
合言葉は、「次回は滋賀で近江ビーフを!」
詳細が決まり次第、このブログでもお伝えしますね。
参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
またお目にかかれますね。
再会を楽しみにしています。